勤行次第?って(≡^∇^≡)


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今回は、巡礼先のお寺で唱えるお経について
超簡単にお伝えします。
あくまでも、
私の宗派での納経の仕方であるので、
参考程度にと言うとこで。

1 開経偈(かいきょうげ)
    仏様に目の前に来て頂く儀式の始めの経
2 懺悔文(ざんげもん)
    過去の自分を懺悔する経
3  三帰、三竟(さんき、さんきょう)
    深く三宝(仏法僧)に帰依を誓う経
4  十善戒
    十善の教えへの誓いの経
5  発菩提心真言(ほつぼだいしんしんごん)
     仏の道に進みますと誓う経
6  三摩耶戒真言(さんまやかいしんごん)
     菩薩の修業に励むという誓いの言葉
7  般若心経(はんにゃしんぎょう)
     仏道に励みますという経
8   御本尊御真言(ごほんぞんごしんごん)
      各お寺の各御本尊様への真言
9   光明真言(こうみょうしんごん)
      すべての災難が消滅すると言う文言
10 大師宝号(たいしほうごう)
       弘法大師にすがりますと言う意味の文言
11 回向文(えこうもん)
      勤行の終りに、
      自他又は死者に経の内容を振向ける文言

以上、メッチャ簡略化してまった。
まあ、詳しくは各人で調べてくだされ。
とにかく、
作文で言う『起承転結』、
『はじめ、なか、おわり』
みたいに順番に唱えているんだな。
フムフムフム  ( ̄∇ ̄*)ゞ
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とにかく、スムーズに唱えても約10分はかかってしまう。
この経を、本堂と大師堂の2個所で唱えるから約20分はかかることに。
経が済むと、納経所に行き、納経帳に記帳してもらう。約10分かかる。
つまり、各お寺では、約30分は必要となる。
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こんなことは知らないと言う人が
案外多いのではないでしょうか。
私も先達さんに教えてもらったり、
実際に巡礼するまでは、
全く知りませんでしたから。

でも、『知る』って楽しみだね。
次々に『知らない』ことが出てくるから。
有りがたや。有りがたや。
合掌。\(^o^)/