白衣の折り方(車巡礼回想1)

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高野山奥の院。大師の霊廟近くに

お茶処がある。巡礼者は大事を済ませ、

ホッとする場所であろう。

皆さんご存じのように、この奥の院は、

国内外のお墓群である。

しかし、今や観光地であり、

名のあるお墓の前で、

団体さんがガイドのお話を聞いている。

私のような巡礼さんは、ごく僅か。

横を通過する私の姿を観て、ガイドさんはそ

の出立を客に話している。

その声が聞こえ、ちょっと背筋を伸ばし、

ゆっくり歩く私。ガハハ🎵("⌒∇⌒")

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納経所は、複数の受付口があり、何人ものベ

テランの僧が対応している。

私は、3枚の白衣への押印をお願いした。

対応された僧の方は、

『満願ですね、おめでとうございます』

と言われ、3枚の白衣を全て折り直し、押印

して下さった。

納経所では、印が押しやすいようにして、

白衣を出していたが、満願の印が押しやすい

折り方は私には無理であった。

多くの方が待っていたが、一つ一つ丁寧に対

応する姿に頭が下がる。

日常の姿に仏道があることを、またまた再認

識した。(直ぐに忘れるけどね😃)

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満願の最後は、金剛峯寺

奥の院から約3㎞歩く。足取りは軽い🎵

足腰が元に戻ってきた感じだ。

金剛峯寺は、高野山全体が敷地である。

その敷地内に、100以上の国内外のお寺や神

社があるのだ。大師の教えの凄さかな?

金剛峯寺の本堂等の屋根は、ほとんど茅葺き

である。維持は大変だろうなあと感じる。

(感じ方が俗❗)

本堂内の納経所に白衣を出し、最後の印を押

してもらう。満願の日付の印も❗

またまた、

『満願❗おめでとうございます』

と言われたが、嬉し恥ずかしである。

(所詮、車巡礼❕だからだなあ)

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金剛峯寺から奥の院の駐車場までは、タクシ

ーで帰った。約10日前が紅葉🍁のピークであ

り、観光客もかなり多かったようだ。

以後は、次第に少なくなるらしいとのこと。

やっと、本来の雰囲気にもどるのかな?

追伸

しばらくは、今回の車巡礼で書ききれなかっ

たことを、少しずつ載せていきます。

悪しからず❗( ̄ー ̄)